細かな手仕事が大切です


先日測定した現場の気密測定は、C値0.4c㎡/㎡でした。
測定の日に手直しした工事はありませんでしたが、工事中は細かな部分までしっかりと気密処理を行って測定の日を迎えました。
気密処理にはテープやウレタンなどを活用して隙間を埋めていきます。
今日は、気密測定の事についてお伝えいたします。
気密測定とは

C値は、お家全体の隙間の面積を気密測定のために計算した床の仮想面積で割って算出します。単位は㎠/㎡です。
床面積あたりにどれくらいの隙間があるかを表していて、小さいほど隙間が少ない事になります。
計算で出す数字ではなく、実際に測ってはじめて分かる数字です。
測定の日は、一般的には換気口などをテープで目張りし、専用の機械で室内の空気を外へ出して、家の中を外より低い気圧にします。
そうすると家の隙間から外の空気が入ってくるので、その時の圧力の差と風量から隙間の大きさを割り出します。
数字を決めるのは、丁寧な手仕事です

隙間ができやすいのは、給気口や配管・配線が壁や天井を通り抜ける所、コンセントやスイッチのまわり、窓やドアのまわり、防湿気密シートの継ぎ目などです。
こうした所を気密テープや専用の部材でふさぎ、テープで処理しきれない小さな隙間は発泡ウレタンで埋めていきます。
一か所ずつは小さな隙間でも、お家全体ではとても多くの数になります。
配管や電気の配線が多いお家ほど、処理する所も増えていきます。
正直なところ、地味で手間も時間もかかる作業です。
それでも、この作業を大切にしないと気密測定の時に数字として表れてしまいます。
気密測定の結果は現場での細かな作業を積み重ねていた結果です。
先日のブログでは古いお家の壁の中を冷たい空気が通るお話をしましたが、隙間をひとつずつふさいでいく考え方は、これから建てるお家でも同じです。
私たちの会社では全棟で測定しています

私たちの会社では、新築住宅は全棟で気密測定を行っています。
C値は1.0㎠/㎡以下に抑える事にしていて、平均的には0.3〜0.7㎠/㎡の気密性能になっています。
隙間が多いと、断熱材が入っていても空気が通り抜けて性能を発揮しにくく、計画した通りの換気もしにくくなります。
だからこそ、現場の職人さんと工事監督が、毎日の作業の中で気密の処理をコツコツ続けていく事が大事だと思います。
これからの現場も、ひとつひとつ丁寧に処理を重ねていきたいと思います。
見学会や家づくりのご相談の際には、こうした現場の事もお話しさせて頂きますので、お気軽にお問合せ下さい。







