2026年1月14日

寒い時期に大切なのは窓の断熱性能です

  • スタッフブログ

窓の断熱性能は重要です

家づくりやリフォームを考える時、「断熱性能が大切」という言葉はよく耳にします。その中でも特に重要なのが“窓の断熱性能”です。実は、住宅の中で最も熱の出入りが大きいのが窓だと言われています。冬はせっかく暖めた空気が外へ逃げ、夏は外の熱気がどんどん室内に入り込む。どれだけ壁や天井を高断熱にしても、窓の性能が低いままでは快適な住環境は実現しません。

今回は「窓の断熱性能の重要性」を3つのポイントに分けてお伝えします。

① 室内の快適性を大きく左右する

② 光熱費を抑え、省エネな暮らしにつながる

③ 健康で安心できる住まいをつくる

この3つの視点から、なぜ窓の断熱が重要なのかを詳しく見ていきましょう。

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① 室内の快適性を大きく左右する

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冬の寒い朝、窓の近くに立つと「ひんやり」した空気を感じたことはありませんか。これは窓の表面温度が低くなり、室内の暖かい空気が冷やされて下降する「コールドドラフト現象」が起きているからです。エアコンや暖房器具を使っていても、足元が寒く感じる原因の多くは窓にあります。

住宅の熱の出入りは、冬の場合で約50~60%が窓などの開口部からと言われています。つまり、半分以上の熱が窓から逃げているということです。壁や屋根をどれだけ断熱しても、窓の性能が低いとその効果は大きく損なわれてしまいます。

断熱性能の高い窓は、例えば

・複層ガラスやトリプルガラスなど高性能なガラスを組み込んだ窓

・木製や、樹脂サッシ、樹脂アルミ複合サッシなどフレームが断熱構造になっている窓

などを採用すると、窓表面の温度が室温に近づき、冷気を感じにくくなります。部屋全体の温度ムラが減り、快適な空間になります。

夏も同様です。断熱性能の低い窓は、外の強い日射熱をそのまま室内に取り込み、エアコンをつけてもなかなか涼しくなりません。高断熱の窓は日射熱の侵入を抑え、室内の温度上昇を防ぎます。結果として「暑すぎず寒すぎない」安定した室内環境がつくられ、年間を通して快適な暮らしが実現します。   

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② 光熱費を抑え、省エネな暮らしにつながる

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窓の断熱性能を高めることは、光熱費の削減に直結します。冬は暖房で温めた空気を逃がさず、夏は冷房で冷やした空気を保つことができるため、エアコンの稼働時間や設定温度を抑えられます。

例えば、

・暖房を強く入れなくても暖かさを保てる

・冷房の効きが良くなり、湿度も落ちて快適になる

といった効果が生まれます。

これは単に「電気代が安くなる」というだけでなく、エネルギー消費量そのものを減らすことにつながります。省エネ住宅やZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を目指す上でも、窓の性能は非常に重要な要素です。

さらに、窓の断熱性能向上は、リフォームでも大きな効果を発揮します。

・内窓の設置

・窓のカバー工法

・ガラス交換

など比較的短期間で施工できる方法もあり、住みながらでも断熱性能を高めることが可能です。

特に内窓の設置は、既存の窓の内側にもう一つ窓を取り付けるだけで、断熱性・気密性・防音性が一気に向上します。費用対効果が高く、補助金制度の対象になるケースも多いため、非常に人気のある断熱リフォームです。

電気代やガス代が高騰している今だからこそ、「エネルギーを使わない家づくり」は家計を守る大切なポイントになります。窓の断熱性能を高めることは、長い目で見た時に大きな経済的メリットをもたらします。

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③ 健康で安心できる住まいをつくる

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窓の断熱性能は、住む人の健康にも深く関わっています。断熱性能の低い家では、

・リビングは暖かいが、廊下やトイレ、脱衣室が寒い

といった温度差が生まれやすくなります。この急激な温度変化が、ヒートショックの原因になります。特に冬場の入浴時は、命に関わる重大な事故につながることもあります。

高断熱の窓を採用すると、家全体の温度差が小さくなり、どの部屋に移動しても極端な寒さを感じにくくなります。これは高齢者だけでなく、子どもや働き盛りの世代にとっても安心できる住環境です。

また、断熱性能が低い窓は結露が発生しやすくなります。結露はカビやダニの発生原因となり、アレルギーや喘息、シックハウス症候群などのリスクを高めます。窓の表面温度が下がることで空気中の水分が水滴となり、サッシ周りやカーテン、壁紙にまで影響が及ぶこともあります。

断熱性能の高い窓は、

・結露を大幅に抑える

・カビの発生を防ぐ

・室内空気を清潔に保つ

といった効果があり、健康的な住環境づくりに欠かせません。

さらに、防音性能の向上という副次的なメリットもあります。窓の断熱性能が高いほど、外部の騒音が入りにくくなり、室内の音も外に漏れにくくなります。静かで落ち着いた暮らしを求める方にとっても、大きな魅力となります。

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まとめ

窓の断熱性能の重要性は、次の3つに集約されます。

1つ目は「快適性の向上」。

室内の温度ムラを減らし、夏も冬も心地よい空間をつくります。

2つ目は「省エネと光熱費削減」。

エネルギー消費を抑え、家計にも環境にもやさしい住まいになります。

3つ目は「健康で安心できる暮らし」。

ヒートショックや結露、カビのリスクを減らし、家族の健康を守ります。

家の性能を考える時、どうしても「断熱=壁や天井」というイメージが先行しがちですが、実は最も影響力が大きいのは窓です。窓を変えるだけで、住まいの快適性、経済性、健康性は大きく向上します。

新築住宅はもちろん、リフォームや性能向上リノベーションを検討されている方にとっても、まず見直していただきたいのが「窓」です。窓の断熱性能を高めることは、これからの時代の住まいづくりにおいて、欠かすことのできない最重要ポイントの一つと言えるでしょう。

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