住宅投資と資産価値

上のグラフはアメリカと日本の住宅の投資額と資産額を表したグラフになります。
アメリカは住宅の投資額と連動する様に資産額も上昇しています。
対して日本は住宅の投資額に対して資産額が目減りしています。
その額なんと500兆円です。
失われた500兆円などと呼ばれています。
共に資産の評価が消耗のある再調達原価で設定されていますが、日本は築年数の経過で急激に消耗する計算なのに対し、アメリカは市場の実勢を反映して低い消耗率を使用しています。
また大規模なリフォーム投資も住宅投資として資産に反映されています。
現在は新築などは、長期優良住宅で建築すると資産価値の目減りを抑えるお家になっているとも言えます。
また、性能向上リノベーションも建物の根本的な価値を上げるので試算には反映しにくいですが、価値は向上している事になります。
安価で性能不足な住宅を供給し続ける時代は既に終わりが近づいており、しっかりとした資産価値の高い住宅の新築、リノベーションが当たり前の時代に入っています。
資産価値の下がらないお家への投資が必要な時代だと改めて感じるグラフです。







