2026年11月2日

築30年の家、リノベの前にはしっかりと床下を見ます

  • リフォーム

現地調査で、最初に床下をのぞく理由

安芸郡のリノベーション現場。床をはがして床組みと床下が見えている様子
安芸郡のリノベーション現場。解体中の台所と床の点検口

今日は、リノベーションのご相談で現地調査に伺った時に、私がいつもお客様にお話ししている事を書きたいと思います。

築30年近い木造住宅の場合、最初に確認したいのが床下のシロアリです。

キッチンやお風呂をどうするか、間取りをどう変えるか、ご相談の中心はやはりお部屋の中の話になります。

それでも現地調査では、点検口から床下をのぞくところから始めます。

床下の状態で、その後の工事の範囲が大きく変わるからです。

シロアリがいると、劣化も一緒に進んでいる事が多いです

リノベーション現場。床をはがして床下の地面と根太が見えている様子

シロアリは木材を食べて、長い年月をかけて大きな被害をもたらす虫です。

お家に被害を与える代表的な種類は、ヤマトシロアリとイエシロアリです。

ヤマトシロアリは常に湿った木材の中で暮らしていて、台所の流しや床下、お風呂場などに多く住みつくという事です。

イエシロアリは水を運ぶ事ができるので、給配水管の近くなどに巣を作りやすいそうです。

どちらも水分の多い場所を好むので、水まわりの下は特に気になる場所です。

現地調査をしていても、シロアリがいるお家は木の劣化が起きている事が多く、ここは要注意だと感じています。

被害があれば、床を壊して補修する事になります

安芸郡のリノベーション現場。床を開けて下地を組み直している様子

シロアリの被害が見つかった場合、修繕工事は必須になります。

傷んだところを直すには、床を壊して補修する事が多くなります。

床をそのまま残す予定だった計画も、見直しが必要です。

予定していなかった工事が増え、その分の費用や工期がかかってくるのが正直なところです。

だからこそ、プランやお見積りを詰める前に床下を見ておきたいと考えています。

後から分かるより、最初に分かっている方が、どこにお金をかけるかを一緒に考えやすいからです。

床を開ける事になった時は、床下の断熱も合わせて見直せるので、悪い事ばかりではありません。

私たちの会社では、耐震や断熱の性能を確認しながら基本性能を上げていく、性能向上リノベーションをご提案しています。

床下の確認は、その最初の一歩だと思っています。

羽アリを見かけたら、床下を疑ってみて下さい

安芸郡のリノベーション現場。床の下地の上に新しいフローリングを張っている様子

お住まいの方が気づけるサインもあります。

横浜市のホームページによると、ヤマトシロアリの羽アリは4月から5月、イエシロアリは6月から7月に多く飛ぶそうです。

洗面所やお風呂場の窓際に羽のある虫が集まっていたら、よく見てみて下さい。

羽が4枚で前後の大きさが同じ、触角がじゅず状であれば、まずシロアリを疑うようにとの事でした。

駆除は一般の方には難しいので、気になる時は専門の方に見てもらうのが安心です。

寒くなる前のお家の点検とあわせて、リノベをお考えの方は床下の確認も含めた現地調査のご相談をぜひお問合せ下さい。

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